2021/01/24 09:00

月桃(ゲットウ)は鹿児島県の佐多岬を北限とし、沖縄、奄美群島、小笠原、東南アジアに分布するショウガ科の熱帯・亜熱帯の多年生植物で、沖縄や奄美群島では庭先や山道などに自生しているのが見られます。
奄美大島では月桃をサネンといい、沖縄ではサンニン、石垣島方面ではサミン、種子島ではシャジンなど、呼び名に違いがあり月桃は台湾お発音のゲータオに日本人が当て字をしたもの。学名のアルピニア(Alpinia zerunbet)は発見した学者のアルピニーさんに由来しています。


月桃の葉は餅などの包装や香りを生かして菓子などの香りつけ、茎は繊維を紙に用いられ、種子は薬用のほか各部位ごとに利用されてきました。
月桃植物には島月桃、タイリン月桃のほか、クマタケラン、アオノクマタケラン、ハナミョウガなどがあり、その他に導入種のタチバナ月桃、クマタケ月桃、アカボ月桃などが知られ、主として利用されている月桃は島月桃とタイリン月桃の2種に分けられます。